ピッチと音程と音階

ピッチとは

音程を指す。現在はA=440Hzが一応標準とされているがウィーンフィル等は445Hzで 調弦されており必ずしも一定とは言えない Aはラの音。通常ドレミファソラシ→CDEFGABとなる。

音程とは

2音間の高さのへだたりをいう。2音の振動数の比によっても,このへだたりは表示できるが ,一般には2音の間隔を階段的に数え,それを「度」で示し,さらにそのなかに含まれる半 音の数の違いから,完全,長,短,増,減を区別する音程の表示法が用いられる。その際 ,同一階段にある2音の関係は同度,または1度と規定され,順次,2度,3度,4度…がつく られ,1オクターブの関係は完全8度と呼ばれる。オクターブ以上にわたる音程は複音程と 名づけられ,オクターブ以内の音程,すなわち単音程に還元して数えることがある (例:9 度を2度と数える) 。また,全音階に表われる音程を全音階的音程,これが半音階的に変化 された場合を半音階的音程と大別することができる。(ブリタニア国際百科事典より)

音階とは 音階は、音を音高により昇順あるいは降順にならべたものである

音程と音階の違い
音階は音を高低によって順に並べたもので、音程は二つの音についてその高さの差を表す もので度という単位で表現する。
音階とは、音楽の用語で、音の高さをもとにして高い順、または低い順に並べたものである 。五音や七音をひとまとめにしてオクターブと呼ぶ五音音階、七音音階などがあり、通常 の西洋音楽では七音音階である。また全音階や半音階などでわけるものもある。全音階と は1オクターブを5つの全音2つの半音、計7音で構成させるもので、ピアノでいうならば 、全音は白鍵、半音は黒鍵である。
音程とは二つの音の差や距離をいう 。その差は数字を使って表され、単位は「度」である。通常は、全音階にあ る7つの音をもとにしている。基準となる音は1度と数え、次の音は2度、その 隣が3度と数えて七音で8度の隔たりとなる。例えばドを基準にするとレは2度、ミは3度となる。

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